機長が所属している団体のイベントが横浜でありました。
ろけっと開発に持ち帰れる様々なことを勉強にいくためです。
一番感動したのは麻生太郎総理のスピーチでした。道筋はつけたからあとは任せるということと、なぜ気付かないんだという強烈なメッセージでした。
その夜の報道を知ってびっくりです。選挙も近いせいでしょうが、揚げ足をとった歪曲した記事でした。新聞やテレビのニュースは本当のことを全部伝えていないんだなと気づきました。
さてさて、横浜では開港150周年のイベントがありました。
シーバスに乗ったりイージス艦を間近でみたりしましたが、一番印象に残ったのは海上保安庁と銃撃戦の末に自決して沈んだ不審船です。生々しい弾痕や遺留物、そして日本の漁船になりきるための細工の数々。日常のすぐ近くがこんな危機にさらされているのです。
麻生総理が長野県の温泉宿の例で話をした自動販売機はこのことを指していたのかと思わされました。海外から訪れる観光客には24時間お金の入った状態で山頂に設置されている自動販売機が興味の対象です。これを目的に写真を撮りにきます。象徴的なのです。日本がこんな治安のいい国だということに日本人は気付いていないのです。
わずか100万人の人口で年間800万人の観光客を招く都市が海外にはあるそうです。東京は1200万人の都市でありながら同じ800万人しか招くことができません。なぜ、気付かないのか?研究しようとしないのか?機長はまさに自分の会社のことを言われているのではないかと思いました。なぜ、うちの会社はこうなのか?という問いが足りませんでした。
麻生総理はポケモンを例に4兆円を生み出すコンテンツをもっていることに気付けといいました。映画の街ハリウッドのように秋葉原をそのような街にすることができないのかという提案をしています。今回その趣旨がよく分かりました。
しかしながら報道はご存知の通り、一部のみを取り上げています。なぜそういう話をするのかを伝えていません。
高齢化社会の財源の話もありました。人口の20%を占めるお年寄りの特徴をよく捕らえています。そのうち80%は介護の必要のない人々です。そして働きたいと思っています。介護が必要なのではなく納税者として私たちと共に社会を担っていくことが可能なのです。経営者が多く参加する会議でしたので、雇用については具体的にメッセージを送っていただきました。
今度の選挙では国民が正しいことを判断して投票ができるように、正しい報道が行われるように願いたいです。(機長)